庶民が語り継いできた「日本の昔話」・・・「泣ける話」「感動する話」様々な物語があります
そんなお話の数々の中から、庶民のユーモアあふれるお話を人形劇にしてみました。
おはなし
代々、貧乏な男のところに、働き者の嫁さんがやってきました。
少しずつお米がとれるようになったある日・・・天井から突然貧乏神が落ちてきました。
びんぼう神は「わしゃ、もうここにはおれん。今度の正月には福の神がやってくる。ここから出ていかんといかんのじゃー」と泣きだしました。
びんぼう神があんまり泣くので、やさしい嫁さんは言いました。
「ほんならここにおりなされ」
喜ぶ貧乏神!
しかし、この家にいるためには「福の神」とすもうをとって勝たなければなりません。
やがて「福の神」の鈴の音が聞こえてきました。
さて、どうなることでしょうか?
スタッフ
脚本/丹下進
音楽/岩瀬よしのり
人形美術/安島みどり
併演作品
「せんたくものシアター」
せんたくものでなにができるかな?
上演時間
約50分
詳しくはお問合せください。ご鑑賞いただいた皆さまからの感想
なきだしたびんぼう神
本来なら悪役の立場でもおかしくない貧乏神を、笑顔で受け入れる嫁さんの懐の深さに感心しました。
福の神に何度も立ち向かっていく貧乏神を見て、子供たちはどんな困難にも逃げずに立ち向かっていく勇気を学べたと思います。
笑うかどには福来る。嫁さんがどんな状況でも笑っていたからこそ、三平は幸せになれたし、貧乏神も福の神に勝てたのではないかと思いました。
やはり笑顔が一番ですね。
第一部での洋服や物干しや洗濯ばさみでのパフォーマンスは、アイデアが面白く引きつけられました。参考にさせてもらって、誕生会などでやってみようと思いました。
「なきだしたぶんぼう神」はお人形の個性が、それぞれ強く出ていて、面白く鑑賞させていただきました。幼稚園様より
楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございました。
子ども達の笑顔がとってもにこやかで嬉しく思いました。
歌声も素敵でした。
人形の動きが「本当」に動いているかのようで、見事でした。また、よろしくお願いします。保育園様より